最近人気の葬儀とはどんなものか
2021年04月28日
かつての日本では葬儀も結婚式同様、盛大に執り行われました。冠婚葬祭は人にとって大事なライフステージの転換期であり、一大イベントであることに間違いありません。そのため昔は冠婚葬祭は盛大にするのが当たり前でした。
こうした冠婚葬祭は昔は一種の社交場にもなっていました。冠婚葬祭で親せきや知人が集まることが楽しみであり、娯楽の意味もありました。しかし現代は親戚づきあい、交友関係も限定的で狭くなっています。そのため昔の様に盛大に結婚式や葬式を執り行う必要が無くなってしまっています。
そこで近年人気となっているのが極力人数を抑えた、ごく限られた身内だけの葬式です。最も人気があるのが家族葬です。参列者を家族だけに限定し、小規模な会場でアットホームなお別れ会を開きます。故人とじっくり向き合えたり、参列者に会葬のあいさつなど気を遣わずに済むのが最大の魅力です。
費用も一般葬の半額以下でできます。さらに直葬という葬儀も人気になりつつあります。病院などから直行で火葬場に運びます。火葬場で読経をし、簡単なお別れをして火葬するスタイルです。直葬は費用も15万円前後と安いのが利点です。埋葬も海への散骨などを選択すると、葬儀費用をかなり安く抑えることができます。